解説は「お市の方」の生涯から始めましょう。
お市の方
織田信長の妹。聡明な超ベッピンさん。今時の女子アナ風、長身でスタイル抜群。
時代は下克上、謀略、色仕掛け、政略結婚、なんでもアリの戦国時代。 信長はお市を北近江(滋賀県)の浅井長政に嫁がせ同盟を結ぶ。 素直な心根のお市は長政と相性ぴったり、周りが羨むほど仲睦まじかったという。2人の男の子と 3人の女の子をもうける。長女は茶々、次女はお初、三女は小督(お江与)。
「戦国一数奇な運命を辿った3姉妹」
戦国の定め、お市の幸せな生活は長く続かなかった。兄、信長は天下布賦(統一)の野望に、妹の嫁ぎ先の浅井を攻め滅ぼした。未亡人となった市と3姉妹を尾張清洲城引き取られ9年余りを平穏に過ごした。
信長の死後、秀吉の仲介でお市は柴田勝家と再婚する。その柴田勝家も秀吉に攻められお市も自害。
波乱万丈の生涯は3姉妹のドラマに引き継がれていく。
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