天野の里から笑顔をお届けします
ホ ー ム 史  跡 地  図 写  真 出 来 事 お知らせ
天野に魅せられて移り住んだ私の日々の出来事です
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〜 過去の出来事 〜


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1.29  柿 の 葉 寿 司
1.26  町 の 宝 は ?
1.23  雲   の   海
1.21  御   田   祭
1.19  天 野 高 原 苺
1.12  柑  橘  王  国
1.10  恵  比  寿  祭
1. 9  祭  の  案  内
1. 5  謹  賀  新  年

  2007.1.29  柿の葉寿司


   柿の町、かつらぎ町の美味しい名物『柿の葉寿司』!
  柿の葉寿司は、こちらでは祭や、運動会、親戚の集まり等で出される郷土料理の定番で、
  中に入る具が 鯖やエビや鮎や椎茸等々あり、家庭によって若干違います。
  その中でも具の代表選手は『鯖』。
  こちらに来て、何度か頂く機会がありましたが やはり鯖が多かったですね。
  柿の葉でくるまれているので、葉の香りがほんのりとご飯と鯖に移っています(^^)
  先日頂いた柿の葉寿司は、ご飯のにぎり具合が固すぎず丁度良くて美味しかったです♪
  
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  2007.1.26  町の宝は?
町章
   
                     ☆かつらぎ町の素敵な町章をご紹介☆

     『 かつらぎ町の「か」を図案化したもので、全体を平和と発展の精神に見たて、
       円形は友愛と団結、上辺左右の翼状は永遠の発展と限りなき飛躍を象徴しています。 』

       かつらぎ町ホームページ    http://www.town.katsuragi.wakayama.jp/

    よく目にする町章の意味を調べたら、こんな素敵なメッセージが込められていました。
   「 平和と発展の精神、円形は友愛と団結!」 いい言葉ですね〜。
   そして、「か」 は、私の名前でも使用する言葉で身近に感じてしまうのと、背中に翼がはえていたら
   大空を飛んでまわりたいっ!!と、しばしば空想するので町の町章に親近感を覚え嬉しくなってしま
   います。
   それから、私の勝手な思いつきですが、円形は宝珠をイメージできるので、この町は宝の町なのかも
   しれない、、、と思っています☆☆☆
   
   これから、町のお宝を一つ一つ発見し、皆さんにお伝えしていけたら嬉しいです〜☆(^^)/~~

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  2007.1.23  雲の海
   
   
   天野から麓の町へ降りる昨日の朝、見た景色です!
  雲海が広がりとても綺麗でした☆
  と、感激してる間もなく 車はこの真っ白の雲海に突入し山道を下っていきます。
  たった今見た 雲の海の中を通り抜けていると思うとワクワクしてしまい、町では絶対にありえない
  こんな日常がとても楽しいのです(^^)

                                                     上へ

  2007.1.21  御田祭
   
      県指定無形民族文化財である御田祭が、
 丹生都比売神社で一月第三日曜日である、21日に行
 われました。
  神社ホームページ  http://www.niutsuhime.or.jp/
 
 このお祭りは、平安時代に始まり、祭事の形態に変遷
 があったものの 室町地代の姿を今に伝える農耕神事
 です。天野の人々が、田人、牛飼い、一石、早乙女、田
 ヅ女、礼の坊の役をし、農作業に関わる様々な所作を
 演じることで五穀豊穣を願います。
   左は田人、古老の面をつけ、右は牛飼いで、かけ声をかけながら田を耕していました。
   この後、一石(黒牛)が登場。
   かなり人懐こくて、見に来られた方々の方へ寄って行き愛想を振りまいて
   いました。
   『世の中良ければ、牛も神社に詣りたくなる』 そうです。
  
   一石の尻尾についてあった赤いリボンがキュートでした(^^)
   お祭なので お洒落してるんでしょうね。。。☆

 天野の子供達三人が早乙女となり現れました。
 大勢の人に見られて緊張した面持ちでしたが、三人とも立派に
 大役を果たしていました☆
 初々しくて可愛いらしかったです(^^)

田ヅ女が田食を持って現れ、出演者に一箸ずつ配ります。
この田ヅ女のお面の顔がユーモラスで、しかもかなりコミカル
な動きをし、皆の笑いを持っていっていました。
これを真面目に練習している姿を想像すると、なんだか可笑
しくて。。。☆

写真左、赤いたすきをつけているのは 礼の坊です。
礼の坊は田植えの終了後、膳を配り酒を賄い、その後 三人で歌を謡うのですが、三人の歌声が
渋く、とてもいい味を醸し出していました。 素敵です☆☆☆
写真右、稲刈りの所作の田人と牛飼い。今年も豊作のようです。 

    現在の御田祭は、1981年に和歌山県無形民族文化財に指定された際に発足した「天野の御田
   保存会」によって台詞や所作の継承が図られている他、小学校などでも授業や課外活動の一環と
   してその継承に取り組んでいるそうです。
    こういう風に 昔から伝えられている一つの芸能文化を伝えていこう、という姿は色んな大切な要
   素が盛り込まれているように感じます。
   私たちの命の元である 農耕を大切にするという思いや、そしてそれを受け継いでいこう、とする
   村の人たちの思い。 伝承事は必然的に人生の先輩である年配の方々から教えを頂くことになり、
   きっとそれは、芸事だけを教わるのではなく、それ以外の大切なことをも同時に教わっているのでは
   ないのかな、、、と、宅地開発をした新しい土地で 核家族として育った私は、天野の村の伝統文化
   を眩しく見ていました。

                                                     上へ

  2007.1.19  天野高原苺

   天野は標高500mの山の上にあり、気温が麓の町とは明らかに違います。
  夏は朝夕が涼しくて過ごしやすいですし、冬の朝は霜が降りるのは日常的で、身が縮こまる思いを
  何度もしています。
  そんな高原・天野で縮こまっているのは私だけではない、というのが先日判明しました☆
  愛らしい姿形、そして甘酸っぱい美味しさで多くの人に愛されている『苺』が美味しさを増すべく
  寒い冬の高原 天野で早くも実をつけているようです(^ ^)
  寒暖の温度差は作物を育てる上では身が引き締まり、作物の美味しさを増すので、天野のお米・
  野菜・果物は本当に美味しくて、密かに人気があります☆
  山の上の綺麗な水も作物の成長にはいいのでしょう。

   昨日、苺農家の和田さんから、天野の恵みと愛情をたっぷり注がれ すくすく大きくなった苺を
  いただきました♪


  この季節に苺!?と思いましたが、一口食べると、口の中に甘みが広がり、酸味も丁度いい
  具合にありとっても美味しかったです(^ ^) 
  大きさも一口では食べきれない程大きくて、食べ応えがありました☆
  こんな王女様のような苺が乗った『苺ショートケーキ』が食べられたら夢のよう。。。☆☆☆


  天野で苺農家をされているのはこちらの方のみ、、、という数少ない貴重な『天野の高原苺』。
  皆さんより、一足二足?早く 美味しく頂きました♪

                                                     上へ

  2007.1.12  柑橘王国    

   紀州・和歌山はみかんの国。 
  実家暮らしをしている頃も、隣近所から新鮮なみかんを頂くことが多くて、その頂き物のみかん
  がスーパーで購入したものよりも 甘く酸味が効いていて美味なこと (☆ ☆)
  話を聞くと、その方のご実家や知り合いの方のみかん山からもぎ取ってきたものだから美味しいのも
  納得します。。。
   昨日、みかんの親戚、柚子を大量にいただきました♪♪♪
  最近のマイブームは、レモンや柚子をキュっと絞り、お湯を注ぎ、体調次第で国産蜂蜜を加えます☆
  簡単ドリンクですが、これがまた本当に美味しいのです(泣)
  数日前はみかん7個+レモン1個の特製濃厚果汁ドリンクを飲みました。
  サプリメントを飲むよりも、果物の『命』をまるごと頂いているこちらの方が私はしっくりときます。
  酸っぱいものは疲れが吹っ飛び、気分もシャッキっとし、体が喜んでいるのがよく分かりますしね(^^)
  柑橘類や梅などに含まれる『酸』は体の酸性化を防ぎ、アルカリ体質に変える作用があります。
  体の酸性化は“体がサビつく”とも表現され、動物性タンパク質や脂肪、油のとりすぎ、インスタント
  食品や添加物の採りすぎ、ストレスや過労などによって起こります。
  そして、体がサビつくと、病気になるのです。
  せっかくなら、幾つになっても健康で、元気でハツラツと楽しく過ごしたいもので、それを
  サポートしてくれる柑橘類が豊富にある和歌山に生まれ育って、私は本当にラッキーだと感じます♪
  紀州の子で良かった〜(^^)
  お父さん、お母さん 柑橘王国・和歌山に生んでくれてありがとう☆

柚子もレモンも友人が直接 木からもぎ取ってくれたもの。
ありがたくその気持ちも一緒に頂きます。
もちろん 無農薬ですヨ☆


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  2007.1.10  恵比寿祭

   今日は商売繁盛、恵比寿祭の日で、かつらぎ町内の神社でも賑やかに恵比寿祭を行い、
  商売繁盛を願う人々の笑顔があります(^^)
  私は宵戎である昨日、町内の神社にお参りに行ってきました☆
  行ってきた順に駆け足ながら 恵比寿模様をご紹介☆

蟻 通 神 社
     かつらぎ町東渋田 480号線沿いにある蟻通神社。
     御本殿の左に蟻通戎社があり、そちらで戎様をお祭りしていました。なんと!!!
     境内の広場には鯛がズラリと並んで売っていたのです♪ めで鯛ですね〜♪


           宝 来 戎 神 社
 戎丁にある宝来戎神社。
 昔ながらの細い道、
 大和街道が懐かしい
 風情を醸し出していま
 す。
 地図を片手にゆっくりと
 散策したいものです☆


宝 来 山 神 社
     かつらぎ町萩原にある宝来山神社。
    
 賑やかなお囃子が聞こえ、戎祭を盛り上げていました♪

  
   実は、個人的に恵比寿様は好きな神様の中のお一人です。
  どこが好き、、、とはなかなか説明しにくいのですが、自分勝手に恵比寿様には親しみを
  寄せ、そしてこの日は日本中でこんなにお祝いをして貰える恵比寿様はきっと喜んでいるに
  違いない、、、♪と、内心ウキウキとしてしまいます。紅白の「のし飴」も美味しいですしね♪
  恵比寿様を見習って、“明るく清らかに素直に真心を持って”ニコニコ笑顔で日々を過ごしたい
  ものです☆

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  2007.1.9  祭の案内

   〜 丹生都比売神社・祭のご案内 〜
   
   平成19年1月21日(日) この日は二つのお祭りが行われます。

    ☆午前11時 
『厄除祭』 … 厄年の方々の厄除の祓いをする祭

    ☆午後 2 時 
『御田祭』 … 和歌山県の無形民俗文化財に指定され、田人、牛飼い、一石、
                     早乙女、田づ女、れいの坊により、豊年万作・五穀豊穣を祈願
                     する農耕神事(芸能)として奉納され、 福の種・天野宮宝印・
                     厄除守護札が頒布され、神事終了後には福引が行われます。
    
田人と牛飼い
 御田祭の起源は、平安時代に二人の巫女により、深夜御田植の儀式が行わ
れていましたが、これが始まりと伝えられています。
鎌倉時代に申楽(さるがく)が加わり、別個に行われていましたが、室町時代に
これらが合体して狂言方式になり、神仏分離後も毎年一月に神事として行われ
てきました。

            皆さんお誘い合わせの上、是非お越し下さい♪
    
      丹生都比売神社 公式ホームページ http://www.niutsuhime.or.jp/
                                                     上へ


 2007. 1. 5  謹賀新年

   明けましておめでとうございます。 新年が明け、早くも5日が経ちました。
  天野に来て初めての年末年始は、家の大掃除から始まり、お正月の飾り付け、そして神社
  でのご奉仕、実家での初詣と目が回る程忙しくて超ハイスピードで過ぎていきました。
  色々な出来事がありすぎて、何から書いていいか分かりませんが、お正月のメインイベントは
  やはりこれ、丹生都比売神社でのご奉仕でしょうか。
  
   神社での行事は 
大晦日、午後3時から『年越しの大祓』が行われました。
  これは、自分自身が知らず知らずのうちに作った罪汚れを、人形にかたどった紙に移し換え、
  お祓いをして頂きます。
  『気づいていないところで、いっぱい人に迷惑をかけていたり、地球にも迷惑をかけていたり
   してるんだろうなあ。。。どうか、私が作った汚れがこのお祓いで綺麗になって、気分新たに
   新年を迎える事ができますように。』
  お祓いをして頂いている最中、なんとなくそんな事を思い、年末は家の大掃除をするのだから、
  人間自身の大掃除である大祓をこの日に行うのはもっともだな、と妙に納得しました。
  そう言えば、洗剤のCMでも言っていましたっけ。
  『今年の汚れ、今年のうちに♪』
  
   大掃除をし、大祓で清まったところで、新年へ向けての準備が整いました☆☆☆
  夜21時過ぎに神社に入り、正月のご奉仕で来られている巫女さんの着付けと髪結いの手伝いを
  します。
  去年は全くできなくて先輩の様子を見ているだけでしたが、今年はできるようになったのが嬉しい♪
  物覚えは悪くて、失敗もいっぱいしていますが、大好きな場所でこんな風に一つ一つできる事が
  増えていけたらいいなあ。。。
  白衣・緋袴を身につけ、髪を結うと全員が巫女さんに変身し、部屋の空気が変わるのがなんだか
  面白く、皆の身支度が丁度整った、23時から授与所、祈祷受付所、甘酒接待でご奉仕のスタート
  です☆
  
   標高の高い天野の夜は体の芯から冷え込みます。
  そんな寒い中、テントの中のストーブと、手伝いで来られている村の人との会話が暖かくて何よりの
  楽しみです♪
  それから、お正月はお正月という理由だけで『おめでたい』☆
  参拝に来られている方たちに 「おめでとうございます!」 とハッピーな言葉を言える、という
  のも私にとっては嬉しい事です。
  言葉は、本当に大切なもので、一つの言葉で状況が大きく変化する事が多々あり、そんな時、
  言葉の持つ『力』ってすごいな、とつくづく感じます。
  昔の人は『言葉』を『言霊』と認識し、言葉を大切に扱ってきたようですね。
  そんな風に捉えると、神社でハッピーな言葉を参拝者に伝える事ができるのは本当に嬉しい事だと
  感じるのです。

   深夜12時から午前2時頃まで参拝の方が多く見えられ、沢山のハッピーな言葉を伝える事が
  できました♪
  参拝者が少なくなってきた午前3時、年のはじめを祝い、新年の繁栄と無病息災を祈る祭、
  
『歳旦祭』が行われます。
  これは人気が少ない深夜の祭なので、暗闇と静けさの中で厳かに感じられます。
  こういう厳かなものの中にある、お祝いの空気がとても大好きで、寒さの余り縮んでいた背筋がピン
  と伸びるのが不思議です(笑)

   私のお正月のご奉仕は、大晦日から2日夜までで終了。
  そうそう、大晦日・1日・2日の夜のライトアップは夜の闇の中、朱色の太鼓橋、楼門、拝殿が浮かび
  上がり、神社の美しさがいっそう際立っていました!!!
  実は、ライトアップで美しかった二日目の夜、雅楽を習っている仲間3人で越天楽の初演奏を
  行い、私はまだまだつたない音色の龍笛でしたが、音取りから始まり越天楽を演奏できてとても
  嬉しかったです♪
  でも、息が続かなくて酸欠で気が遠くなりそうになる事も多々あるし(笑)、音もかすれていて下手
  なのでもっとお稽古をして上手になって、いつの日かお祭りで演奏できるようになりたいなあ。。。♪
  よし!今年も舞・笛のお稽古をしっかり頑張ろう!!!
  財運と芸能の神様である、第4殿の市杵島比売大神様に見守って頂いていると思うと心強い。。。

   そしてお正月3日目、朝10時からは、天孫降臨に始まる国の大元を寿ぎ、皇室と国家の弥栄を祈る
   
『元始祭』が行われ、私もそれに参列させて頂き、私の天野のお正月は無事終わりました。
  

   このお正月、丹生都比売神社に参拝に来られた方は8,000人☆☆☆
  多くの方に来て頂き、ご奉仕をしている私たちも大変嬉しく思います。
  今年も皆様にとって、良いお年になりますよう心よりお祈り申し上げます!!!
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