堀越癪観音 春季大祭   柴燈大護摩供 と 火渡り 平成26年5月3日(土曜日)開催
ここ数年1月に開催されていた大祭が大雪に見舞われて、山の上までお越しいただくことが困難でした。そこで24年から5月3日に変更しました。 堀越癪観音は役の行者が開いた葛城修験道にあって、役の行者は腹痛の母親の平癒に観音様彫り祈願したその十一面観音を秘仏としている。
柴燈大護摩供と火渡りが行われます。
 丸太を井桁に組み護摩木を燃やすことで、火の神が煙とともに供物を天上に運び、天の恩寵にあずかろうとする素朴な信仰から生まれたものだそうです。
 勢い良く燃える炎と煙の中、太鼓をたたながら唱えられる般若心経を行者さんと一緒にリズムよく唱えます。
 参加者からはストレスが解消されるような高揚感が得られるのが不思議だとよく聞かされます。
さらに、焼け残った材木を敷き並べ、その上を素足で歩く火渡りにも参加ができる。
火渡りは、心の迷いを焼き尽くし、明るく生き抜く意欲が生まれ、又、念願成就のご霊験に浴することができる。

堀越癪観音の初会式 (初観音大祭 並びに 柴燈大護摩供) 平成22年1月17日(日曜日)
 開眼以来、無病息災のお味噌汁のお接待が有名な伝統儀式でしたが、ご本尊様の癪観音は修験道の開祖、役の行者の作と伝えられており、そのご縁から葛城修験衆による柴燈護摩が行われています。

 家内安全・子孫繁栄・身体健康・合格祈願・安産祈願・所願成就など願い事を護摩木に住所氏名を書いて納めてください。(正午過ぎまで)

厄除け、無病息災に特にご利益があります。
柴燈護摩
 正午に身支度を調えた修験衆が法螺貝を吹きながら護摩堂横にしつらえた道場に向かいます。五方に幣を立て注連縄を回した道場の前で芝居仕立ての山伏の説明、山伏問答があります。
 さて、このあとは護摩木に火が入れられもうもうと上がる白煙、軽快なリズムの般若心経が身体に響きます。

元気の出る不思議な体験ができます。

火渡りの修行
 焚き終わった護摩の檀木(丸太)を敷き詰めて、その上を素足で歩きます。観世音菩薩と不動明王を一心に念じて渡ります。
 足腰に不安のある方には介添えがされます。安心してご参加ください。
22年1月17日 初観音 今年はめずらしく暖かい晴天に恵まれました。
  (1)   (2)      山伏問答   (3)      五方に矢を射ます



 無明煩悩を焼き尽くした薪の上を無病息災を祈りながら素足で渡ります。

 みんなが渡り終わった最終に恐る恐る私も渡りました。

  心頭滅却すれば火もまた涼し



 (4) 開運など所願成就の護摩木を焚きます    (5)     素足で火渡り
         堀越癪観音参道              本堂
        堀越癪観音公式HP
       堀越癪観音への地図      TOPへ 世界遺産の高野山町石道を歩こう