木の国 柿渋   
柿渋は古来より、神社・仏閣の防虫・防腐を目的に柱の下塗りなどに使われております。この技は現在も踏襲されています。
  26年3月、柿渋で北辰妙見神社の塗装の補修を行いました。

 漆器の下塗りや柿渋染め、耐久性を高めるために魚網。また日本酒の清澄剤として使われています。


柿渋染め


 

草木染は、溶液に布を漬け込んで加熱するする方法が一般的だと思います。
柿渋染めはも同じですが、刷毛で塗って染める方法が均一にできると思います。

 
ビニールシートやポリ袋をシートにして、染める麻布を広げます。机に柿渋が着かないようにします。
シートは使い捨てです。

刷毛で柿渋を塗ります。表を塗り終えたら裏返して裏面にも柿渋を塗ります。
上の写真は板壁に画鋲で留めて乾燥させている写真です





  防腐 防虫の 柿渋塗装 北辰妙見神社の釣鐘堂が柿渋で補修されました。   平成26年3月

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