セレネ
- 紀州備長炭の歴史
和歌山県は平安時代から炭の産地として有名で、紀州備長炭が完成したのは江戸の元禄時代と言われています。この紀州備長炭という名前の由来は、当時紀州田辺で炭問屋を営んでいた「備中長左衛門という商人が商品に「備長炭」と名付けて販売したことが始まりと言われています。
和歌山県は白炭生産量日本一であり、紀州備長炭は県無形民俗文化財の指定を受けている製炭技術で製造されています。- 燃料以外にも用途アリ
有限会社セレネさんは、紀州備長炭を使った製品を販売しています。備長炭は主に燃料として使われることが多いですが、それだけではなく調湿・浄水・炊飯・消臭などにも使うことができます。
炭には無数の孔が開いており、水分や臭気を吸着できます。これを利用して湿度が高いときには水分等を吸着し、逆に湿度が低くなってくると放出することによって調湿できます。浄水効果はこの無数の孔にカルキなどが吸着することによって、きれいな水になります。
炊飯においては、水のカルキ臭の吸着だけではなく、米のぬか臭さも吸着してくれます。また炭自身からミネラル分が出て、炊き上がりに粘り気が出ると言われています。さらに炭の遠赤外線効果もあるようです。
脱臭に関しては、白炭はアルカリ性の性質を持つので酸性物質を吸着しやすい性質があります。逆に一般的な黒炭は酸性の性質を持つためアルカリ性物質を吸着しやすいという性質を持っています。臭いは酸性のもの・アルカリ性のものがあるので、除去するためには白炭と黒炭を混ぜて使うと良いと言われています。- ここで作っています
関西空港が開港するまでは人口が少なくのどかな田園地帯だった岩出市ですが、約30分で行けるようになったため今では市街化が著しい街です。また、京奈和自動車道が開通した事により、和歌山市内だけでなく大阪や奈良・京都にもアクセスしやすくなりました。セレネさんの店舗は岩出市内にありますが、炭自体は県内各所の炭釜で製造しています。
- こんな人にオススメ!
美味しいご飯を炊きたい方や、水道水のカルキ臭が気になる方へオススメです。天然の材料を使っているので安心です。
なお、効果が薄れてきたと感じた場合は、天日で干すと復活します。それでも使い切ってしまったと感じた場合には、消臭用途以外にも砕いて土に混ぜると土壌改良等に使えます。
商品内容
調理・燃料用途 | 備長炭を燃やすと遠赤外線が強く出るため、強火の遠火が最大の特徴となっています。温度調節もスムーズで、短時間で食材に火が通ります。長時間の日持ちと火力の安定性は抜群で、煙も少なく匂いも少ないのが特徴です。 |
浄水 | 備長炭の内部は細いストローのような多孔質になっており、無数の小さな穴があります。その穴に水道水の中の不純物(カルキ臭など)を吸着することで浄水作用が期待できます。また、備長炭に含まれるミネラル分が溶け出し、まろやかな水となります。 |
炊飯 | ご飯を炊く際に備長炭を入れると、備長炭の遠赤外線効果によりコメの芯からふっくら美味しく炊きあがります。また、水の浄化作用もあるので水道水のカルキ臭を吸着し、ご飯を美味しく炊き上げることができます。 |
消臭・調湿 | 表面に空いている無数の穴に空気中の匂いを吸着するため、消臭効果があります。また、空気中の湿度の調整もしてくれます。 |
園芸 | 土に砕いた備長炭を混ぜることにより、備長炭にある細かな穴によって通水性・通気性・保水力のある土に改良されます。また、備長炭にあるミネラル分により土壌のミネラル補給にも役立ちます。 |
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