ここでしか見られない、不思議な風景:あらぎ島に行ってみませんか?

あらぎ島

あらぎ島とは

朝日夕日100選
絶景+朝日・夕日は最高です!

あらぎ島は、和歌山県有田川町清水地区にある棚田です。漢字で「蘭島」とも表記しますが、島ではなく有田川の侵食によってできた”島のような台地”です。
その独特の景観は、和歌山県で唯一の「日本の棚田百選」にも選ばれており、2013年には周囲の景観も含めて「蘭島および三田・清水の農山村景観」として国の重要文化的景観にも指定されました。また、和歌山県の朝日夕日百選にも選ばれています。
現在でも農家さんが実際に田んぼを使用しているため入ることはできませんが、有田川をはさんで対岸にある展望台から見る風景は圧巻です。
米の栽培にしたがって水鏡・緑の大地・黄金色の大地・雪と四季折々に美しく変わる風景が見どころなので、季節毎に見ることをオススメします。周囲には民家も少なく、とてものんびりした所です。

赤玉のわさび寿司

わさび寿司
この地域の名物です

あらぎ島から少し山の方に向かったところ(南東方面)にある、創業60年を迎える老舗の食堂である「赤玉」さんはこの地域の郷土料理である「わさび寿司」の名店です。テレビ・メディアなどで紹介されてとても有名になりました。
わさび寿司とは、わさびの葉でくるんだお寿司の事で、中身は鯖寿司、鮎寿司、鮭寿司、山葵の4種類をご用意しています。わさび寿司以外にも定食・丼・麺類も充実しておりますので、ぜひお立ち寄りください。
ちなみに本店以外でも、JAありだが運営する「ありだっこ」、直売所の「どんどん広場」などでも購入できます。どちらも有田I.C. から近いため、本店まで行けない方はこちらでお求めください。

道の駅あらぎの里

あらぎ島の展望台のほど近くにある道の駅です。地元で採れる農産品や、日本一の生産量を誇る「ぶどう山椒」、手漉き和紙の「保田紙」などのこの地域ならではのお土産品を多数取り揃えております。また、食堂も併設しており、こんにゃくうどんや地元食材を使用した「特選あらぎ定食」などもおススメです。

アクセスについて

車でのアクセス

阪和自動車道の有田I.C.(大阪方面から)または有田南I.C.(白浜方面から)を降りて、県道22号線と国道480号線を使い、高野山方面を目指して約30kmです。昔は大変細い道で車が対向するのも大変でしたが、今はバイパス等ができているため走りやすくなっています。ただしバイパスをそのまま走ってしまうとあらぎ島の裏側を通過してしまうのでご注意ください。
展望台の近くに道の駅あらぎの里と清水若者広場があり、どちらも駐車可です。展望台には駐車場がございませんのでご注意ください。

電車・バスでのアクセス

JRきのくに線の藤並駅より有田鉄道バスをご利用ください。花園行きまたは清水行きのバスであらぎ島まで行けますが、平日は1日6本、休日は1日4本のみの運行となっておりますのでご注意ください。運行状況・ダイヤ等の詳しい情報は有田鉄道株式会社のホームページをご確認ください。本数が少ないのでおススメはしません。