御坊市
- 御坊市について
和歌山県の中部に位置する、紀中・日高地域の中核都市です。ローカル線の中で、日本で2番目に短い鉄道である「紀州鉄道」や、関西電力の火力発電所があります。
花の産地としても有名で、スターチス・カスミソウは全国屈指の出荷量を誇ります。夜には電照栽培も行っており、幻想的な雰囲気を醸し出しています。
本願寺日高別院を中心に形成された御坊市の寺内町は、江戸時代に各地の特産物を扱う問屋などが軒を並べて栄えたところです。今でもその面影を遺しており、散策するにはうってつけの場所です。
ちなみに道成寺は日高川町にありますが、道成寺駅は御坊市にあります。- 鉄道
紀勢本線(きのくに線):(日高川町) - 道成寺駅 - 御坊駅 - (日高町)
※中心になるのは御坊駅です。御坊駅はすべての特急電車が停車します。紀州鉄道:御坊駅 - 学問駅 - 紀伊御坊駅 - 市役所前駅 - 西御坊駅
※総延長2.7kmの、日本で2番目に短い鉄道です。- 高速道路
阪和自動車道:(印南町) - 御坊南I.C. - 御坊I.C. - (日高川町)
- 主要道路
国道42号線、国道425号線
名産品
金山寺味噌
由良町から伝わった金山寺味噌は御坊市でも作られています。特に御坊で有名な「やまだ」では、金山寺味噌に奈良漬けや生姜を入れたものも作られており、お客様に好評となっています。
せち焼き
焼きそばを小麦粉を使わずに卵だけで固め、お好み焼き状にまとめた御坊市だけのB級グルメです。
「せち」とは「せちがう」という御坊地方の方言で「無茶苦茶にする」というような意味があり、せち焼きとは「卵を無茶苦茶にかき混ぜて焼いたもの」だそうです。
観光
紀州鉄道
日本で2番目に短い(2.7km)鉄道です。ローカル線として人気のある鉄道です。
御坊駅が市街地から離れたところに設置されたため作られた路線で、元々は貨物が主体でしたが、今では旅客のみの輸送になっています。
ローカル線は全国的にもしだいに少なくなっていますが、町の誇りとして今でも元気に運行されています。