橋本市
- 橋本市について
橋本市は和歌山県の北東部に位置し、大阪府と奈良県に面した、人口6万人ぐらいの和歌山県内では大きい目の都市です。2006年に高野口町と合併し、今の橋本市になっています。
中心になる橋本駅は、電車は和歌山線と南海高野線が交差し、京奈和自動車道が開通した事によって、大阪・奈良・和歌山・高野山に行きやすくなった「交通の要衝」です。
「はたごんぼ」という圧倒的な太さがありながら、身が柔らかく香りも強いごぼうが名産です。また、養鶏が盛んな橋本市では、卵を産まなくなった鶏(ひねどり)を使ったご当地食材「ひねキング」も有名です。- 鉄道
橋本駅で和歌山線と南海高野線の乗り換えができます。
和歌山線:(かつらぎ町)- 高野口駅 - 紀伊山田駅 - 橋本駅 - 下兵庫駅 - 隅田駅 -(奈良県)
南海高野線:(九度山町)-
学文路 駅 - 紀伊清水駅 - 橋本駅 - 御幸辻駅 - 林間田園都市駅 - 紀見峠駅 -(大阪府)
※特急こうやは林間田園都市駅と橋本駅に停車します。天空は橋本駅が始発で、学文路駅にも停車します。
※快速急行は紀見峠以外のすべての駅、急行はすべての駅に停車します- 自動車専用道路
京奈和自動車道(橋本道路):(かつらぎ町) - 高野口I.C. - 橋本I.C. - 橋本東I.C. -(奈良県)
- 主要道路
国道24号線、国道370号線、国道371号線
名産品
へら竿
旧橋本市の基幹産業で、和歌山県の伝統工芸品にも指定されています。国内シェアの90%を誇っています。
はたごんぼ
橋本の市街地を見下ろす標高552mの国城山の中腹で採れるごぼうです。この土壌は粘り気のある赤土で、江戸時代からの産地でした。この環境で育つごぼうは直径が5~6cmと太くなるのですが、見た目に反して身が柔らかく、味わい深いのが特徴です。生産量は減っていたのですが、2008年頃から産地復活に取り組んでいます。
パイル織物
旧高野口町はパイル織物が基幹産業であり、タオルや織物の生地の生産量が多い事で有名です。
観光
玉川峡
高野山へ向かう国道371号線沿いにあり、アユ釣りやアマゴ釣りが楽しめます。四季折々の美しい景観は、県の名勝に指定されています。