町石道ウオーク ・・・3 | |
榧(かや)の木 大門近くの町石道に榧の木が 数本見かけられます 葉を撮影しました。この葉の ところに実ができ、種の中はクルミ のような白い実があり、それを油 にするようです。 |
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157町石と156町石の間にやや広い平地があります。通称「銭壺」と呼ばれている道辻です。在所は山崎、ここまで車で来ることができます。高野山奥の院に数十万基といわれる墓石、墓石は町石道を運ばれました。 急坂で道幅も狭く、大変な労力と危険な作業のため、人夫が逃げてしまうことがしばしばあったそうです。そこで坂を登りきったここまで行くと、日当の銭がはっている壺に手を突っ込んで握った銭をもらえるようにして、督励したといわれる場所と伝えられています。 | |
壺に手を突っ込んで銭を握ったまでは良かったが壺の口が小さいものだから握りを小さくしなければ手を出せない。商店街売り出し抽選会の「現金つかみ取り」の様なものだったのでしょうか。 ここに、古銭が埋まっていないか。 |
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通称「銭壺」 | 72人持ちの絵(紀乃国名所図会) |
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森の中のフィトンチッドを浴びて、しばらくは緩やかな坂道で快適なハイキングロード。 148と147町石の間に弘法大師の石仏がある。この石仏を拝むと遠く高野山の御廟を望むといわれている。毎年御影供(旧3月21日)には村の有志が高野詣での人々ににぎり飯や湯茶の接待をしたことからこの地を接待場と言い伝えられています。 | |
森の中の平坦な道が続く。銭壺に車を置いて 六本杉までの往復約4Kmは”哲学の道”。 |
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148と147町石の間にある接待場 | 弘法大師の石仏 |
144町石と1里石 144町石の右に1里石がある。1里を36町と定める原点になったといわれています。距離の原点は高野山にあり・・・「1里は36町、3.927Km」ということです。 |
石段を登りきると、六本杉136町石 六本杉で休憩しよう。 |