あら川の桃

美しい形をしており、全体的に赤く色づき、熟すとやや黒ずんだ赤色になります。果肉は非常にジューシーで、果汁がボタボタと滴り落ちるほどです。酸味が少ないので糖度が低め（11度程度）でも甘く感じます。

白鳳の枝替わり品種で、早生品種の中では糖度が高めで果汁が多く瑞々しく、特有の上品な味わいと優しい桃の香りが楽しめます。形は偏円形です。

日川白鳳より大きく、果実は鮮やかな紅色で外観がとても美しい桃です。知名度が高く、桃の王様といえば「白鳳」というイメージがあります。果肉は緻密で繊維が少なく、果汁はとても多い。酸味はあまりなく、強い甘みが特徴的で、食べた時に果汁がボタボタと滴り落ちます。

関西で人気の「川中島白桃」と関東で人気の「あかつき」を掛け合わせた、近年開発された新品種です。外観は偏円形できれいな桃の色をしており、果肉は緻密でありながらやや柔らかく、強めだがさっぱりした甘さが特徴です。

「桃の女王」と言われる清水白桃は外観がきれいな丸型をしており、表面が乳白色で完熟しても他の品種のようにピンク色にはなりません。繊細で上品な甘みと緻密で滑らかな、とろけるような果肉が特徴で、酸味は少なく、高貴な甘い香りと零れ落ちるほどのジューシーさが特徴の桃です。

「まさひめ」と「あかつき」を掛け合わせた黄桃の一種で、収穫時期がとても短く生産量の少ない品種です。果皮・果肉はきれいな黄色をしており、肉質はやや緻密です。酸味少なめで糖度高めなのが特徴です。熟すとマンゴーのようなとろりとした食感が特徴です。そもそもの収穫量が少ないため販売のない場合もあります。

やや大玉になりやすい川中島白桃は、果皮全体は濃紅色に色づきやすい桃です。果肉は白く、種の周りが真紅に色づくのも特徴的です。肉質は硬く締まっており、しっかりとした歯触りが感じられます。酸味は少なめで甘さがしっかりとありますが、比較的日持ちする晩生（おくて）桃です。

外観・果肉とも黄金色に輝く桃で、黄桃の仲間です。肉質はややしっかりしていますが、芳醇な薫りと濃厚な甘さ・適度な酸味のバランスが良い。熟した黄金桃の果肉はつきあかりと同様に、まるでマンゴーのようなとろりとした食感になります。収穫量が少ないため販売のない場合があります。