寒天は食物繊維のかたまりです

寒天干し

重量の約8割が食物繊維で出来ている寒天は、海藻が原料であることからカロリーも非常に低い食べ物です。またそれ自体にほぼ味が無いため、他の物に混ぜて使うことも出来ます。寒天ゼリーや煮凝りなどにおススメです。

寒天の日

寒天の日は日本一の寒天の産地である、長野県の茅野商工会議所と長野県寒天水産加工業組合によって2月16日に制定されています。これは天然製造の寒天がこの時期に生産のピークを迎える事と、2005年2月16日にNHKの「ためしてガッテン」で健康食品として紹介され、大ブームにつながったことから制定されています。

寒天とは?
てんぐさ

テングサやオゴノリなどの紅藻類の粘質液を凍結、乾燥したものです。そのため、海藻を煮出して汁を搾り、凍結乾燥させる必要があります。そのため海の無い長野県ですが、各地から海藻を集め、冬の気候(夜はマイナスの気温、晴れの日が多く、湿度は低いため乾燥させやすい)が寒天造りに適した気候のため寒天の産地になったのです。

寒天の作り方
寒天

寒天はテングサから出来ているので、まずテングサを良く洗浄してから粘質液を漉します。それを冷却すると固まって「ところてん」になります。この時点でところてんは99%が水分で出来ており、この水分を圧搾または凍結させる事によって脱水することで寒天の部分を取り出します。昔は圧搾できなかったので湿度の低い長野県で凍結脱水を行っていました。
つまり、テングサ→ところてん→寒天の順で作られているのです。

寒天の使い方

寒天はそのまま海藻として食べる場合と、一度溶かしてから再度固める「寒天ゼリー」があります。そのまま食べる場合は、良く洗ってから水に漬けて柔らかくし、水気を絞ってサラダなどに入れるのが一般的です。煮溶かす場合は、水の状態または水や出汁を沸騰させたところに加え、かたまりが消えて透明感が出るまで煮ます。それを38℃以下に冷やすと固まりゼリー状になります。85℃以上にならないと溶けないため、様々な料理を固める(煮凝りなど)にも使うことが出来ます。

ゼラチンとの違い

固めると言えば「ゼラチン」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。ゼラチンとは牛や豚の骨や皮に含まれる”コラーゲン”(タンパク質の一種)から出来ています。このコラーゲンで固めた場合は寒天と比べて弾力性や粘性が高く、「柔らかくてプルンとした食感」になります。寒天の場合は「歯切れよくホロっと崩れる食感」になります。
また固まる温度、溶ける温度が異なり、ゼラチン液を作る時は50℃ぐらいで溶かし、固めるときは20℃以下、固まった後は25℃ぐらいから溶け始めるので体温でも溶けて口解けがよいのが特徴ですが、夏場になると常温でも溶けてしまいます。
そのためゼラチンと寒天は用途によって使い分ける必要があります。

寒天の特徴

寒天は重量の約8割が食物繊維で出来ています。またカロリーも非常に少ない食べ物です。とはいえ寒天を大量に食べる料理はありません。
栄養価に期待をするというよりは、食物繊維の持つ保水力に注目したほうが良いでしょう。仮に1食に2gの寒天を食べると、食物繊維は1.6gほど摂ることになります。食物繊維の特徴として、体内に入ると250倍の水分を吸って膨張することが挙げられます。そのため、400gほどの重量になるため、少量で満腹感が得られることが出来ることから、食べすぎを防ぐことが出来ます。また、水分は胃や小腸で吸収されずに大腸に到着し、便を増やすと共に400gの水分で便を柔らかくすることで排泄効果も得られるのが特徴です。便秘でお悩みの方にぜひ試していただきたい食べ物ですね。

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