これからは油の使い分けがトレンドかも?

米ぬか

皆さんは油を使い分けていますか?一般的な家庭ではなたね(キャノーラ)油が今までもっとも使われてきたと思われますが、最近では「オリーブオイル」「グレープシードオイル」だけでなく、香ばしいナッツフレーバーのする「くるみ」や「カボチャ」の種を使ったオイルなど、さまざまな種類のオイルが登場しています。
オリーブオイルは「アヒージョ」やサラダにかけたりするのによく知られていますが、このように調理用の油としてだけではなく、サラダにかけたりそれぞれの特徴や風味に合わせてオイルを使い分けるようになりそうです。

その中でも「こめ油」

最近の健康志向の高まりから、体にとって良い油を選択したいと思う人は多くなっているのではないでしょうか。こめ油も健康油と知られており、その需要は増えつつあります。ではこめ油は他の油と比較して何が良いのでしょうか?

こめ油の原材料と作り方

こめ油イメージ
米ぬかから作られるこめ油

玄米から白米へ精米する際に出る「米ぬか」が、こめ油の原料です。米ぬかを圧搾(圧力をかけて搾る)すると油分が出てきます。つまりこの油は、玄米が持つ成分を含んでいます。
ですが近年では圧搾でなく「抽出法」と呼ばれる方法で作られています。圧搾法では油分の20~30%程度しか絞り切ることができませんが、抽出法は化学的に油分を抽出する方法なので、米ぬかから余すことなく油を作り出すことができます。「ノルマルヘキサン」という有機溶剤を使うので健康に悪いのでは?と言われる方も多くいますが、実際には精製工程で加熱するとすべて取り除けるのでこめ油に残ることはありません。ただし圧搾と比べれば熱をかける事で失われる成分があります。
ちなみに、なたね油や大豆油もこの「抽出法」で作られているので、非常に一般的な方法です。

こめ油に含まれる成分

米ぬかの15~22%は脂質でできており、ここから油を抽出しています。こめ油には「ビタミンE」が多く含まれています。また「オレイン酸」や「リノレン酸」、「リノール酸」、「γ-オリザノール」、「植物ステロール」なども含まれていることが分析結果から分かっています。

こめ油の特徴

こめ油は脂肪酸のバランスが良いという事が分かっています。また「油切れがよく、泡立ちも少なく揚げ物がカラっと揚がる」事が知られています。
こめ油の味はとても薄くてほぼ無臭であることから、素材の風味をしっかり生かしてくれます。そのためドレッシングなどに最適な油であると言えます。高温になる揚げ物でもその風味は変わらず、あっさりとした味わいになります。
またビタミンEの抗酸化作用によって油自体が酸化しにくい事から、時間がたった後でも美味しく食べることができます。実際のところ、ポテトチップスを作っている大手メーカーがこめ油を採用しています。

こんなに良いこめ油ですが…

こめ油の弱点は、やはり価格が高いことが挙げられるのではないでしょうか。確かにキャノーラ油と比べて、こめ油は大体2~3倍の価格で販売されています。ですが、オリーブオイルやごま油も同じような価格になるのではないでしょうか。安売りをしているのもあまり見かけません。
なので、場合によってその特徴を生かす「油の使い分け」をしてみませんか?とくに揚げ物用として使うのをおススメします。またご飯を炊くときにほんの少しのこめ油を入れて炊くと米がツヤツヤになります。こめ油は米ぬかから作られているので、米との相性はバッチリです。ぜひお試しください。

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※表示価格はすべて内税です

こめ油イメージ
築野食品工業
こめ油

270円~650円

山椒香味油
築野食品工業
山椒香味油

972円

完熟山椒香味油
築野食品工業
完熟山椒香味油

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こめ油3本ギフト
築野食品工業
こめ油3本ギフトセット

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こめ油6本ギフト
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5,400円

山椒香味油ギフトセット
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