紀美野町
- 紀美野町について
紀美野町は和歌山市の中部に位置し、人口は8,000人ほどの町です。元々は野上町と美里町でしたが、2006年に合併して今の紀美野町になりました。旧野上町にはコンビニがありますが、旧美里町にはスーパーもコンビニもない(スーパーはあった)ため、不便に感じることがあるかも知れません。ですが人工の光に邪魔をされない満天の星空など、ここには最高の「何もない」があるかも知れません。
最近では、隠れ家のような山奥のパン屋さんやピザ窯などが増えてきており、休日になると多くの人で賑わっています。また、国道370号線沿いを流れる貴志川や県道4号線沿いを流れる真国川などでは、水質も良くキャンプ場も整備されているので、夏になると水遊び等を目的とした家族連れが多く訪れます。- 鉄道
昔は海南市から野上電鉄が登山口駅まで走っていましたが、現在では町内に電車は通っていません。最寄りの駅は紀勢本線海南駅または、和歌山電鐵貴志川線貴志駅になります。1日数本ですが、コミュニティバスの運行はあります。
- 自動車専用道路
町内には自動車専用道路は通っていません。
- 主要道路
国道370号:メロディロード(走行音によってメロディが流れる道路)があります。
昔は道幅も狭かったのですが、拡張工事が進んだため高野山へ上るルートのひとつとして活用されています。
名産品
家庭日用品
海南市と並んで全国一の産地です。古くから棕櫚が自生し、これを用いたたわしや箒などが作られています。昔からの製造法を守る職人が多く、町の特産品にもなっています。
ぶどう山椒
有田川町が最も多く生産していますが、紀美野町でも近年栽培面積・生産量が増加傾向にあります。5月には生の実山椒、夏には乾燥させて作る粉山椒が多く生産されています。
観光
みさと天文台
1995年にオープンした天文台です。日本有数の星のきれいな町である旧美里町にあります。
生石高原
ススキで覆われた大草原は、四季折々に姿を変える風光明媚な観光スポットです。特に秋のススキのシーズンには関西一円から多くの観光客が訪れます。