紀の川市
- 紀の川市について
和歌山県の北部に位置し、2005年に粉河町・那賀町・打田町・桃山町・貴志川町の5町が合併してできた市です。桃を始めとする第一次産業が盛んですが、第二次産業も盛んにおこなわれています。
桃・イチゴ・八朔・イチジク・キウイフルーツ・柿(紀ノ川柿)はとくに県外への出荷も多く、またたまねぎや茄子などの野菜栽培、葉ボタンなどの花卉栽培も盛んです。
桃はブランド化され、紀の川の河川付近で育てられた桃は「あら川の桃」として西日本を中心とした全国に販売されています。- 鉄道
和歌山線:(岩出市)- 下井阪駅 - 打田駅 - 紀伊長田駅 - 粉河駅 - 名手駅 -(かつらぎ町)
※中心となるのは粉河駅です。下井阪駅と紀伊長田駅は快速電車が通過します。和歌山電鐵貴志川線:(和歌山市)- 大池遊園駅 - 西山口駅 - 甘露寺前駅 - 貴志駅
※すべて無人駅ですが、貴志駅のみ有”猫”駅です。すべての電車が各駅停車です。- 自動車専用道路
京奈和自動車道(紀北東道路・紀北西道路):(岩出市)- 紀の川I.C. - 紀の川東I.C. -(かつらぎ町)
- 主要道路
国道24号線、国道424号、国道480号
名産品
あら川の桃
旧桃山町の安楽川地区は非常に良質な桃が生産されることで有名で、明治以降「あら川の桃」としてブランド化されています。
桐加工品
和歌山県の伝統工芸士が製造する、桐を使った日用品を販売しています。海外でも好評価を得ており、世界のバイヤーからも注目されています。
観光
道の駅青洲の里
江戸時代の外科医で、世界で初めて全身麻酔を用いた手術を成功させたことで知られている華岡青洲が生まれた地で、顕彰するために設立されました。春林軒(青洲が作った住居兼診療所)と県立高等看護学院が隣接されています。
旧名手宿本陣
大庄屋を務めた地頭の妹背家の邸宅で、参勤交代時の本陣として定められていた、敷地を含めた全体が国の史跡に認定されている歴史的建造物です。
貴志駅
駅に住み着いていた地域猫の「たま」が駅長になった事で有名になった駅です。残念ながらたまは亡くなりましたが、ニタマ・よんたまが貴志駅で駅長をしているので、今でも多くの観光客が訪れています。
走っている電車も「たま電車」・「いちご電車」・「おもちゃ電車」など、個性豊かな物がそろっています。