金山寺味噌の起源としても知られるお寺
天狗伝説が残るお寺で、金山寺味噌伝来の寺としても知られています。
これは鎌倉時代に宋の国へ渡った「法燈国師」が、修行をしたときに金山寺味噌の製法を学んで日本に持ち帰ったという話であり、もっとも有力な金山寺味噌の起源という事らしいですよ。
天狗伝説にちなんだ祭り:(1月の第2月曜日:成人の日)
天狗祭りとは、火事に見舞われた興国寺を天狗が一夜にして再建したという伝説にちなんで行われる祭りです。
虚無僧の献奏や特設舞台で伝説を再現する天狗の舞を奉納し、大天狗が羽うちわを振りかざしながら勇壮に舞い、大工道具を手にした鳥天狗と子天狗も太鼓と鉦の音に合わせてかわいらしく舞います。最後は和歌山らしく「もちまき」で賑わいます。
毎年成人の日に行われており、2022年は1月10日の開催が予定されていましたが、残念ながらコロナ禍の影響で地元の方による仏事のみの開催になりました。灯ろう(燈籠)焼き:(8月15日)
うら盆の伝統行事である「灯ろう焼き」は750年以上続いている行事で、県指定の無形文化財に登録されています。
虚無僧が奏でる尺八に住職が読経と法要を行い、地元の小学生たちが松明踊りを披露したあと、全長約4mもある大きな土俑を若衆が担ぎ、火の回りを3周して土俑と燈籠を火に投げ込むと盛大な火柱が上がる、盂蘭盆会 の精霊送りの行事です。
例年であれば盛大に行われるのですが、新型コロナウィルスの影響で土俑担ぎや松明踊りは取りやめとなり、関係者のみが参加する仏事のみの開催となりました。
錦花堂さんはこの興国寺の天狗伝説にちなんだお菓子を製造しています。こちらも合わせてお求めください。店舗は興国寺から車で約10分ほどのところにありますが、店舗に伺う場合は道路が狭いのでご注意ください。
天狗力餅 |
コシがありながら餡と一緒に溶けていく口解けの良い求肥餅と、パリッとしたふ焼き煎餅を一緒に食べるとやさしい甘さと香ばしい香りを同時に味わうことができます。 |
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禅 |
昔懐かしい香り漂う麦こがし(はったい粉)を生地に加えてオーブンでふんわりと焼き上げ、自家製のこしあんにごまペーストを練り込んだ餡を挟みました。 |
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天狗の団扇 |
風味豊かな粒餡をバター生地で包んで焼き上げた焼菓子です。 |
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