日高元気塾

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  • なた豆茶オリジナル
  • なた豆茶ティーバッグ
  • なた豆茶粉末
  • なた豆茶ゴーヤミックス
  • なた豆茶飴
  • なた豆茶石鹸
  • なた豆
なた豆とは
生育したなた豆
大きく育つなた豆

日高元気塾さんは、和歌山県の中でも野菜栽培に適している日高地域でなた豆を主にした栽培と加工を行っています。
なた豆はマメ科の一年草で、成長すると丈が5m以上になり、莢は50~60cmと太く大きく育つ植物です。ただしなた豆はアクが非常に強い植物のため、生のままでは食べることができないので加工が必要です。
日本にやってきたのは江戸時代初期で、薩摩(今の鹿児島県)で栽培が盛んになりました。
意外なところでは、カレーライスについている福神漬けにはなた豆が多く含まれているんですよ。

日高元気塾となた豆
日高元気塾

日高元気塾さんは元々、「元気塾」というグループで、日高郡内でわかやま農商工連携ファンドにより新商品を開発するためにできたグループです。その際に昔から日高地方で栽培されていたなた豆を利用し、商品開発をしています。とくになた豆はそのまま食べることが難しいため、6次産業化として「なた豆茶」、「なた豆茶のど飴」、「なた豆茶石鹸」などのなた豆の効能を生かせる商品開発をしています。
現在では日高町内の関係者が「日高元気塾」という形で継続して、なた豆関連製品の製造や新商品開発をしています。

ここで作っています
県内マップ

和歌山県はフルーツ王国ですが、温暖な気候と肥沃な土壌で良質の米や野菜を生産している日高町内で、日高元気塾さんはなた豆を生産しています。海側では高級魚のクエがとれ、海水浴場や温泉もあり、山側には世界遺産の熊野古道がある風光明媚な所です。

なた豆茶の作り方

なた豆茶の製造工程は、大きく分けて7つあります

①収穫 なた豆

グループの農家さんが栽培しているなた豆を収獲します。なた豆は連作障害が出やすいため毎年畑を変える必要がありますが、栽培時には農薬を使っていません。

②洗浄 なた豆の選別洗浄機

畑から収穫してきたなた豆のツルや痛みを手作業でカットします。その後に野菜を洗浄する専用の洗浄機を通してブラシで汚れを落とします。

③カット
(スライス)
スライサーによるカットスライサー後のなた豆

乾きやすいようにスライサーでカットします。同じ厚みでカットしておかないと、乾きムラが出るので注意が必要です。

④天日干し 天日干し前天日干し後

ビニールハウスの中で2日かけて天日干しにします。乾きやすいように天気のいい日に行い、乾き具合や異物がないかをチェックします。

⑤一次焙煎 焙煎機

水分を飛ばすために色を見ながら浅煎りの焙煎をします。この一次焙煎では天日干しの具合を見ながら焙煎時間を時間調整して行います。これは二度焙煎することで均一に焙煎することができるためです。

⑥二次焙煎 焙煎機

出荷をするために、一次焙煎が終わって保管をしておいたものをもう一度焙煎します。一次焙煎で状態が均一になっているので、この焙煎では一定量を入れて一定の時間行います。

⑦加工・袋詰め なた豆茶

商品によって必要な大きさが異なるため、それぞれ最適な大きさに加工をして重さを測りながら袋詰めを行います。粉末とのど飴、石鹸はここでは加工を行っていないため、業者に引き渡します。

なた豆茶は飲みにくい?それは思い込みかもしれません
なた豆茶イメージ

昔のなた豆茶はクセが強くて飲みにくいというイメージが強かったと思います。これは「完熟したなた豆の、豆だけを炒ってすり潰していた」ため、どうしても苦み等がでてしまっていたのが原因かと思われます。
日高元気塾さんのなた豆茶は、完熟していないなた豆を莢ごとスライスしているため、健康茶としての栄養価は昔の物に比べて若干少なめになっていると考えられますが、その分とても飲みやすくなっています。
芳ばしいなた豆茶を煎茶や麦茶代わりに飲む人も多いそうですよ。のどもさっぱりします。また、ノンカフェインなので妊婦さんや授乳中の方、小さなお子様にもおススメです。

美味しい飲み方

煮出す場合 ①やかんにティーバッグ・なた豆を入れてから火にかけます
②沸騰したら火を弱めて5~10分煮出します。色を見ながら濃さを調整してください。
煮出さない場合 ①ポットにティーバッグ・なた豆を入れてから熱湯を注ぎます
②しばらく置いたらできあがり。色を見ながら濃さを調整してください
水出しの場合 ①麦茶ポットなどにティーバッグを入れて水を注ぎます
②3~4時間置いたらできあがり。濃さはお好みで調整してください
粉末の場合 湯飲みに適量の粉末を入れてそのままお湯を注いでください
作ったお茶は日持ちしませんので、その日のうちに飲み切ってください。冷やしても美味しくお召し上がりいただけます。

取扱商品

なた豆茶
(ティーバッグ)
3g入りのティーバッグにしています。水出しもできますので色を見ながら抽出時間を調整してください。
なた豆茶
(粉末)
そのまま湯飲みに入れてお湯または水を注ぐだけで完成します。量は調整してください。とても香ばしいです。
なた豆茶
(そのまま)
1.8Lの水に5gぐらいが最適です。市販のお茶バッグなどに入れて使うと後片付けが楽です。
なた豆茶
(ゴーヤミックス)
日高町産のゴーヤを加えています。ほんの少し苦みがありますがゴーヤ茶に比べるととても飲みやすくなっています。
なた豆茶のど飴 お茶の香ばしさそのままで甘さ控えめ、口の中がさっぱりするのど飴です。着色料等は使っておりません。
なた豆茶石鹸 とても泡立ちの良い石鹸です。認可を取っている工場で生産しているので化粧石鹸として販売しています。