中井水産

  • 中井水産イメージ
  • 特3Lサイズ
  • LLサイズ
  • さんま加工
  • 灰を敷き詰める
  • 灰干し前
  • 灰干し後
  • 検品
  • 炭火焼
灰干し製法とは

一般的な魚の干物は風(空気)にあてながら乾燥させますが、この時に表面が酸化することでどうしても魚独特の臭みが出てしまいます。ところが灰干し製法によって乾燥させたさんまは、臭みが少なくしっとりとした干物になっています。
これには作り方に秘密があるのです。

何が違うの?

灰干しとは、風によって乾燥させるのではなく、灰に魚が持つ水分を吸収させることで乾燥させる手法です。捌いた後、塩水につけて調味されたさんまは逆浸透作用(水を通して塩分を残す)を持つセロファンに包み、灰に触れさせることでちょうどよい塩味になるように水分が抜けます。したがって空気に極力触れることなく乾燥できるため、臭みが少なくしっとりした干物になります。
また、中井水産さんの灰干しは単なる火山灰を使っているのではなく、セラミックなどを配合することによってより吸湿性のよいブレンドを独自調合しているます。そのため一般的な灰干しに比べてもより上質な乾燥が可能になっています。

ここで作っています
県内マップ

中井水産さんのある雑賀崎地区は、戦国時代に活躍した雑賀孫一を頭領とする雑賀党の本拠地として伝わる地です。山の斜面に家が密集して立ち並ぶ景観から異国情緒漂う日本のアマルフィとも言われ、昼間の景色もいいですが夕日の名所でもあり、夜景もきれいでデートスポットとしても人気のある所です。漁師町で釣りのスポットも多くあります。すぐ近くの雑賀崎灯台からは視界が良ければ淡路島だけでなくはるか四国まで望むことができます。

中井水産さんのこだわり

中井水産さんの灰干しさんまは、その年のさんまの質(脂の乗り具合)・大きさ(重さだけではなく)によって塩の効き方が違うので、毎年塩分濃度を微妙に調整しています。
一般的に北海道産のさんまが良いと言われるのですが、実は水揚げの港によって「北海道産」「三陸産」などに分けられているだけであってすべて「三陸沖のさんま」なのです。そのため中井水産さんでは産地ではなく「三陸沖で獲られた上質なさんま」にこだわってています。

炭火で焼いた灰干しさんま
炭火で焼いた灰干しさんま

さらに塩水の温度管理、回り具合にも気を付けています。また、開き方やセロファンの巻き方によっては大きさや色艶がかわってきます。
焼いた時に滴り落ちる脂、ふんわりとした身、最高の一品です。朝食の一品や一杯の肴にも最適です。近隣の旅館でも中井水産さんの灰干しさんまが朝食に提供されているそうですよ。
中井水産さんを取材した特集ぺージはこちらから

※ご注意ください

中井水産さんは注文日の翌日発送の予定となっていますが、火・水が定休日のため、月曜日~水曜日にご注文を頂いた場合は最短で木曜日発送、金曜日のお届けとなります。月曜日・木曜日・金曜日は午前中にご注文をいただけた場合、当日に発送できる事もあります。
また特3Lに関しては原料の選別と生産の都合により遅れる場合がございます。ご了承ください。下記の表もご確認ください。

注文日と目安となる発送日について
注文日 月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日 日曜日
発送予定日 木曜日 金曜日 土曜日 木曜日

取扱商品

灰干しさんま
(2Lサイズ)
こだわりの原料をミネラル豊富な塩、健康に良いと言われる活性水を使って「灰干乾燥」にてすべて手づくりで一枚一枚丁寧に仕上げています。
灰干しさんま贈答用
(特3Lサイズ)
通常の灰干しさんまもこだわりが詰め込まれていますが、贈答用の特3Lサイズにはさらに店主のこだわりを凝縮しています。
完全銘柄指定により、より良い品質の原料を使い、店主と選ばれた職人だけで開き加工をしています。塩は天然海水塩を使用し、塩水の温度管理を徹底した、こだわりの逸品です。リピーターの方はこちらを選ぶことが多いそうです。

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※表示価格はすべて内税です