渋墨塗り 事例その2
              「和歌山県かつらぎ町妙寺」の大和街道に残る旧銀行を渋墨塗りで改装しました。
                         さらに白壁を補修すれば見違えるでしょう 22.04.29
 明治29年伊都銀行として創業、大正13年に伊那合同銀行へ、そして和歌山県商工信用組合に、平成に入って閉鎖。
                    郷土の歴史資料館として、地域の活性化の方策を模索中です。
 100年以上経過している建物で、思いのほか渋墨の吸い込み(含浸)が強く、2度塗りが必要となりました。正面のシャッター右側の半分ほどの色の薄い部分が1回塗り、左側が2回塗りです。この後、右側を2回塗りをしています。シャッターはこげ茶色のペンキです。

左の写真が施工前
 
               右 渋墨塗り施工後
                          

建物左側の壁です。100年もよく耐えているものですね。杉の板を焦がした焼板だったんですね。
正面と同じように含浸がキツかったのですが
1回塗りです。

       

 粋な黒、渋墨塗り2回の完成
お好みでもう一段黒くしたいときは
下の写真一部3回塗り
完成しました



平成22年5月1日現在の写真(上)


                    伊都銀行時代で大正初期の写真(右)

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