- 濱辰とは
創業明治37年と、和歌山市でもっとも歴史のある蒲鉾専門店です。元々は和歌浦で製造をしていましたが、工場移転に伴い現在では町中で営業しています。
創業時から受け継がれている扇かまぼこは、2代目が元々「和歌木山」という四股名の力士であったことにより、呼出が使う扇に見立てて名付けられているそうです。
- ここで作っています
漁業が盛んな和歌山県では昔から蒲鉾づくりが盛んで、かつては和歌山市の海沿いの景勝地・和歌浦には30軒ほど蒲鉾屋がありました。しかしながら家庭でおせち料理を作ることが少なくなった事もあり、和歌浦にあった蒲鉾店はすべて廃業してしまい、和歌山市内にある蒲鉾店もその数は徐々に減りつつあります。濱辰さんも元々は和歌浦に店舗・工場があったのですが、工場の老朽化により市街地へ移転してきています。
- 手造りにこだわっています
素材を生かした手作りの製法にこだわりを持っており、石臼を使って手づくりで練り上げています。
硬さや味付けは気温や湿度でも変わるため、長年受け継がれてきた職人の技術と経験により調整し、最高級の蒲鉾を製造しています。
魚の持つ旨味を逃すことなく、しなやかでプリプリとした心地よい歯ごたえの伝統の蒲鉾は、贈答品やお歳暮、年始のご挨拶などの贈り物に最適です。
- 蒲鉾は祝い事の定番商品です!
紅白の扇かまぼこは祝い事に持って来いの定番商品!おせち料理など必ずと言っていいほど入っている蒲鉾で、年末になると近隣のスーパーや百貨店の食料品コーナーなどでも販売されています。
また初午(とくに2月の初午)にも縁起の良い食べ物として扇かまぼこが食べられているそうです。
そのまま食べるのも良し、うどんやそばの具材としても持って来いです。