「浜のうたせ」とは
※水曜日は定休日なのでご注意ください!
有田市の箕島漁港内にある「辰ヶ浜」と「うたせ船」から名づけられた、農産・水産直売と飲食が一体になった産直施設です。新鮮な海産物と有田みかんを始めとする農産物、その他地域の名産品を豊富に取り揃えています。とくに漁港という事で海産物は地元産の太刀魚をはじめ、加太の鯛などをお得に買う事ができます。
食堂は10:00~18:00の営業となっていますが、食事メニューは13:30までの販売となっており、ドリンクとソフトクリームは18:00までの販売となっています。お食事をご希望の方は営業時間にお気を付けください。また入荷した数量に影響されるため、食事メニューは各日異なる数量限定での販売になっています。営業時間内でも遅い時間に訪れた場合は、お目当てのものが売り切れになっている可能性が高いのでご注意ください。うたせ船とは
明治から昭和初期にかけて広く使われていた、船体に対して風帆を平行に張って風の力で船を横に滑らせながら網を引いて漁をする船の事です。日本独自の伝統的漁である「
打瀬網漁 」に使われていました。
非常に効率の良い漁法だったのですが、ディーゼルエンジンの普及によって風に頼らない漁法が主流となったため、うたせ船はしだいに無くなっていきました。箕島と言えば「太刀魚」です
高級魚と知られている太刀魚ですが、漁獲量日本一を誇る和歌山県の中でも箕島漁港はとくに漁獲量が多く、地元の有田市では太刀魚料理が身近な存在です。
新鮮な太刀魚は脂が乗っているがあっさりとした味わいで、刺身でも良し、焼いても美味しく食べられます。ですが太刀魚は骨の多い魚なので、骨ごと練り合わせたすり身で作る揚げかまぼこの「ほねく(骨くり天ぷら)」が地元の名物になっています。ほねくはそのまま食べても美味しいですが、細かく刻んでチャーハンの具に、おでんの具や軽く炙ってマヨネーズで食べるなど各家庭でさまざまなアレンジをして食べられています。見た目は茶色い揚げかまぼこですが、味が濃縮しているのでとても食べ応えがあります。骨ごと使っているのでカルシウムが多いのも成長期のお子様やお年寄りに良いかも知れませんね。
最近では太刀魚の蒲焼やとっても大きい太刀魚フライなど、地元ならではの食べ方も開発されていますよ。太刀魚以外にもいろいろありますよ
有田市といえば最初に出てくるのは「有田みかん」です。浜のうたせから南の方に行くと、「有田みかん海道」というものがあります。10月~12月はみかんがたわわに実っている風景が見られます。また海道という名の通り海から近く、この潮風に当たるとみかんがとても美味しくなると言われています。
海岸沿いの地域以外でも有田地方の地形は中央に有田川が流れている河岸段丘であり、段丘に実るみかんが有田川を遡上する海風に当たるため、この地域一帯のみかんは美味しくなると言われています。
また近海で獲られる魚(鯛や鰹、しらすなど)もお求めやすい値段で販売されています。
その他にも老舗の洋菓子店、業務用にも使われている調味料など、その地域では知られていても全国的には知られていない「もったいない銘品」があるのでぜひお買い求めください。
有田市にできた産直施設です
アクセスについて
- 車でのアクセス
阪和自動車道の有田I.C.(大阪方面から)または有田南I.C.(白浜方面から)を降りて、県道22号線と国道42号線を使い、約13.1km(約22分)です。
- 電車でのアクセス
JR新大阪駅からJRきのくに線の箕島駅まで特急くろしおで約1時間30分。箕島駅からはタクシーをご利用ください。(約10分)
バス路線はありません。箕島駅は一部の特急電車が止まりませんのでご注意ください。
有田市の特産品をお買い求めはこちらから
※表示価格はすべて内税です
3,500円
648円
648円
3,267円
3,812円
5個入(簡易包装):1,188円
10個入:2,160円
15個入:3,240円
6個入:2,376円
9個入:3,564円
12個入:4,752円
3,240円
3,240円
4,145円(送料込)
6,366円(送料込)