かんぶつは日本の伝統的な食文化です
かんぶつとは、農産物や海産物を干したり乾燥させてできるものの総称です。代表的なものとして、「わかめ・昆布」、「魚の干物」、「干し柿」などが挙げられます。世界的にはあまり「かんぶつ」の食文化はみられず、日本が誇る食文化の1つと言えます。とくに和食を作る時に、出汁をとるための食材としてとても便利で、日本の食卓には欠かせない存在です。
魚を干すと美味しくなるわけ
魚を干物にすると、旨味が強くなって美味しくなります。これは「干したことにより水分量が減って、うまみ成分が濃縮される」事と、タンパク質の分解酵素が働くことでうまみ成分であるアミノ酸が増えるためです。
また干物を作る前に塩水へ漬けて下処理をしますが、このことによってうまみ成分が残りやすくなりつつ魚肉の中にある水分は抜けにくくなり、鮮魚をそのまま焼くことに比べて仕上がったときの最終的な水分量が多くなってジューシーで美味しくなります。保存食としても用いられています
ものが腐る理由の1つとして、「細菌やカビが増殖する」ことが挙げられます。
細菌やカビが増殖するためには水分が必要なので、乾燥させると水分が減ってカビなどが増殖しにくくなります(水分活性が低くなるため)。脱酸素剤を食品の包装内に入れているのはこういった理由もあります。
また、干物を作る時に塩水へ漬けることがありますが、この時に浸透圧によって余計な水分を出す事と、塩の殺菌効果によって長持ちしやすくなる事も挙げられます。乾燥方法にもコツがあります
干物の乾燥方法には、一般的に工場で製造する「機械乾燥」以外にも、「天日干し」やその他特殊な製法として「灰干し」などがあります。天日干しはヒーターの熱を使わずに太陽光と風で乾燥させるのであまり変わりはありませんが、この「灰干し」は「機械乾燥」や「天日干し」と異なり、「灰に水分を移す事で乾燥」させます。そのため空気に触れることなく乾燥することで表面が酸化にくいというメリットがあります。
かんぶつの日は11月20日です
日本の伝統的な食文化である「かんぶつ」を味わい、楽しみ、学ぶ日との願いから、2010年に日本かんぶつ協会が制定しました。この日付の理由としては、干物の「干」の字が「十」と「一」で成り立っており、乾物の「乾」の字は「十」「日」「十」「乞」で成り立っている事から、これらを組み合わせると「十一月二十日に乞う」と読むことができるためです。
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15包:4,000円
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◆しらす干し
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